ごめん。感性系が落ちてる。のめりこめなかったよ。
ジェリーとホリーは少しいがみ合いはあるけれど、すぐに仲良くなる夫婦。子供はいない。
しかし。
ジェリーは脳腫瘍であっけなく死んだ。
遺されるホリー。
自暴自棄で自堕落な生活が続く。
そしてホリーの30歳の誕生日。
誕生日祝いに訪れた友達と母親が持ってきたものは、ジェリーからのプレゼント。中身はからっぽの箱。びっくりした?というメッセージカード。
と思いきや、蓋にテープレコーダーが。ジェリーからのボイスメッセージだ。
君の誕生日に立ち会えなくて残念だ。着飾って街へ繰り出せ。これからちょくちょく手紙を送るからよろしくな、と。
ホリーはジェリーの指示通り、街に繰り出し暗い気分を振り払う。
しかして、翌日。ホリーの元にジェリーからの手紙が届く。
その指示に従い徐々に自分を取り戻していくホリー。
そして1年が経ち、すっかり自信を取り戻し、変貌を遂げたホリーに最後の手紙が突き刺さる!
果たして死者から届く霊界通信の謎とは?
丹波さんなきあと、霊界と現世をつなぐメッセンジャーとは一体?
開けてはいけない扉が開き、この世は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す!
ホリーは押し寄せるジェリーの亡霊から新しい彼を護ることはできるのか。
ドーマンセーマンドーマンセーマン、陰陽師の力が今炸裂し、地上とあの世の戦いの幕は切って落とされた!
というストーリーではないから。丹波さん出てこないし。
スィートなラブストーリーなんだろうなぁ。
見方によっては、夫を失った心に大きな傷を失った女性を復帰させるために、夫が愛のもとに導いていく社会復帰プログラム、て感じもする。
ホリーはジェリーに愛されていたんだなぁ、ということはひしひしと感じられるんだけど、死んでまで夫に縛り付けられた、という見方もできなくもない。
確かにホリーはジェリー以外の男性が見えないから、ジェリーは他の見方を教えないと、一生ジェリーのことを思って泣いて過ごす人生送りそうだな、という危機感はあるのかもしれないけど。
でも死んでまで指導し続けなければならないのって、愛かもしれないけれど、過保護じゃないのかなぁ。
ストーリーは新たな恋の予感で終わるけれど、それすらもプログラムされていたような感じもするし。
お釈迦様の手のひらの上の悟空。
プログラムされたシナリオにそって動かされるマリオネット。
やっぱり、ホリーには、あなたの手には乗らない、って言って、手紙を破り捨てる勇気が欲しいですなぁ。
そこに、再び届く手紙。破いても破いても届く手紙。恐るべし霊界通信。やがてホリーの頭の中に直接ジェリーが語りかけ始めて、それを拒否するホリーは自殺未遂を起こす。回復するけれど精神に異常をきたし、病院のベッドの上で「あなたの思い通りにはならないわよ、ふふふふふ」と笑い続けるラスト。
なんてのは、どうだろうか。
黒いですね。
新しい彼氏ダニエルに思わずジェリーと呼びかけて、俺はダニエルだ、と言って去っていくシーンがあるけど、そこは、立ち去るダニエルの手を超人的力で取り押さえ「いいえ、あなたは私の愛するジェリーよ。ジェリーなのよ。もう逃がさないわ。ふははははは。」「こ、この女狂ってやがる」「待ってジェリー、もう一生一緒よ」と言ってナイフで刺し殺す。というシーンではどうでしょう。
黒いですね。
いや、本編はファンタジーなストーリーですから、身を委ねて甘い映画に浸るのが正解です。
友人が妊娠した、というのを教えてもらったホリーが、友人の腹に語りかけて「愛しい私のジェリー、もうすぐ、また会えるのね」と言って、気味悪がった友人がホリーを避けるようになって、しかし、ついにホリーが臨月の友人を探し当て、ナイフで友人の腹を裂き、生まれ変わったジェリーと血の再開をする。というストーリーもありですね。
いや、だから、本編はハートウォームなドラマなんですよ。
ホリーの回復がとても痛々しいけれど、しっかり回復していきますし。
ホリーの母親は父親に逃げられて女手一つでホリー姉妹を育ててきた。
だから幸せに夫婦しているホリーが憎くてたまらない。脳腫瘍で死んだことになっているが、実はホリーの母が遅効性の毒薬で毒殺したものだった。失意のどん底のホリーをジェリーの幽霊にしばりつけ、自立を邪魔するように、ホリーの母親が謎のメッセージを送りつけ、一生ジェリー以外の男とは契れない精神にホリーを改造していく親子の愛憎劇だった!
ってのはどうだ。黒いですね。
ホリーの母親が父親に逃げられたのは事実ですが、だからこそ、ホリーには幸せになってもらいたくて、ハズバンドロストという同じ状況のホリーを気遣っていたのは、一番母親だったんじゃないかな。
えーと、感性系がふっとんでるので、素直な心で感動できなくなって、サイドストーリーがどんどんでてきますが、決してスプラッタシーンはありませんので、安心してラブロマンスをお楽しみください。
あ。冒頭で自分に勝手に商工ローン組んで会社を立ち上げたジェリーに嫌気のさしたホリーが無意識にジェリーを殺して、あとはストーリー全体がホリーの夢、という解釈もありだなぁ。
ラストシーンが日本語版に差し替えられちゃって、めちゃくちゃ腹が立ってるんだけど、実はそういうダークな映画だったから差し替えたのかな。ふむふむ。
今日のぽてぽて
今日は、ドクターディで、お医者様にはバスで行ったよ。眼科の眼底検査があったのにゃ。
ミドリンPを点眼されて(2回も!)、瞳孔が開きまくった状態で、院外に出たら、あたり一面明るくて、真っ白にしか見えない!しかもピントがぼけて、よく見えない!これが『ブラインドネス』の世界かぁ!と、目ばしばしはながら歩いて、札幌駅を目指します。
『ブラインドネス』とは違って、次第に見えるようになってきたから、無事に映画館に着きました。
そんなこんなで、ぽてぽて歩いたので、今日は、10737歩。ノルマはもちろん達成。ぱんだジェルに戻りました。でも、明日のノルマが増えてるんだろうなぁ。怖いです。
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